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1998年上半期


1998年 5月 危険です! 燃料漏れ発生 NEW


5月 危険です! 燃料漏れ発生

燃料を満タンにすると、車内に人間をだめにしてしまいそうなガソリンの良い匂いが漂うのが気になっていました。

そんなある日、パーツリストを見ていると、タンクのキャップにパッキンらしきものが書いてあります。勿論的廬号にはそんなものついていません。「きっと、これがないせいやね。」と思い、早速日本ではなかなか見かけないフューズやリレーと一緒にMIEから取り寄せてみました。一応なくしたときのことを考えて二つ購入しました。

 
 
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早速取り付けて満足したのも束の間、的廬号を車庫にいれて車を降りるとホンワカとガソリンの匂いが漂うようになりました。
 
「???」
 
あちこち見てみると、なんとデフの真下あたりの地面にドス黒い染みが広がっています。指で触ると粘性のある黒っぽいオイルのようなものです。てっきりデフからのオイル漏れかと思い、その修理代を想像して一人で恐れおののいたのです。
 
しかし、冷静にみてみるとオイルにしては変な感じです。で、どこから漏れてるか車の下に上半身を突っ込んで確認すると、リアのタイヤハウス隔壁の隣にある空間に3本ほどある黒いパイプから漏れた「液体」がデフ付近にかかりデフの表面ににじんでいたオイルを溶かしてから地面にたれていたのでした。
 
「よかったぁ〜、デフやなかった。」
 
と安心するのも束の間、「もしかして、これってガソリン?」
 
そうです。紛れもなくそのパイプの名はフューエルパイプ。そしてそこから漏れているのは近所のコスモ石油で入れた無鉛ハイオクガソリン…。
 
「オー、ゴォォォッド!」

知らなければどうってことないのですが(決してそんなことありません)、一度知ってしまうといつ引火するかと思い非常に恐ろしいものです。

これまで知らずにそんな的廬号の横で平気でたばこを喫っていたことを思いだし、にわかに冷や汗がでてきました。

まさに「知らぬが仏」の境地をかいま見た感じですが、発見が遅れてたら本当に仏になるとこでした(汗)

 
 
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すぐにヨーロピアンバージョンに入庫して修理したのはいうまでもありません。
皆さんもくれぐれも気をつけましょう(って普通は漏れないはずですが。)

しかし、ヨーロピアンバージョンまでの道中に感じたことは、「車の窓からのたばこのぽい捨てはいかんぞ」ということでした。普段は、なんで吸い殻を窓からすてて平気なんだろう?と思う程度なのですが、今回こっちは冗談ではすみません

一度は前の車が捨てたたばこの上を、ガソリンが漏れている的廬号がまたいでしまい、映画「ダイ・ハード2」でジャンボジェットが炎上するシーンが脳裏をよぎりました。もうダメかと思い、ステアリングを握る手に力が入ります。が、大丈夫だったと思った次の瞬間、その安堵感からマスターの手が思わず煙草に伸びそうになってハッとしたりしました(^ ^; こっちのほうがよっぽど危険です。

さて、自分なりに今回の原因を推理してみました。
 
1. もともと燃料パイプが劣化して漏れる一歩手前だったところに、タンクキャップのゴムのパッキンを取り付けた。
 
2. 5月の陽気で燃料タンクの内圧が上昇する。これまでは、パッキンのないキャップからうまく逃げていた圧力がパッキンをつけたために逃げ場がなくなった。
 
3. そこで、劣化していたパイプの弱い部分から燃料がもれるようになった。
 
というところではないかと。

火事にならなくてよかった…。

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