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1998年下半期


1998年通 年 ヘッドライトリレー接触不良 NEW
1998年10月 イタリアで出会ったマセ達
1999年 9月 加速時エンジン不調でデスビローター交換 NEW


通 年 ヘッドライトリレー接触不良

ビトルボ系のマセではよく耳にする話の一つに、ヘッドライトが消えるというのがあります。不思議なことに、いろいろ不具合のあった赤兎馬号(ビトルボ)では全く発現しなかったこの症状が的廬号では頻発します。ハイビームは全くないのですが、問題はロービームです。静岡のI氏からいただいたメールにもこの症状のことが書いてあって、同士が増えてうれしかったです。

症状としては、何の前触れもなくスッとライトが消えます。インパネの球切れの警告灯は点灯しません。

この症状が出始めたころは、しばらく無視しておくと走行中の振動で接触が復活して勝手にライトが戻っていたのですが、だんだんひどくなると復活してくれません。(というか、ライト消えたまま走りよったら危なかろうもん…(^ ^;)

対策は簡単です。

別に慣れれば焦るほどのことではありません。路肩に車を停めてボンネットをあけて、ヘッドライトのリレーをクイックイッといぢれば復活します。ただ押し込むだけでなく、微妙に角度をつけて力を加えるとうまくいくようです。

症状が悪化するとこれで点灯してもボンネットを閉めた振動でまた消えることがあり、ひどいときは「又ボンネットを開けて閉めたらまた消えて」というのを延々と繰り返すことになります。しかし、ここは我慢して消えなくなるまで繰り返しましょう(^ ^; 

一応ヘッドライトのリレーはMIEでステー付の抜き差ししやすい新品に替えているんですが、受け側の端子をもっときつくしてあげないといけないようです。(ちなみにMIEのステー付リレーは前述した微妙な角度調整がしやすくとても具合が良い。)

この症状は通年の症状ですが、どうも夏に発生する傾向が強いようです。現在(2000年3月)の所昨年の秋口から半年以上この症状は出ていませんし、寒い中でボンネットを開け閉めした記憶はないのです。

最後に、えらそうに書いてますがリレーを差し込む所の白い樹脂部分は茶色く焦げていて車両火災にならないか、実はちょっと不安なことを告白します。

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1998.10月 イタリアで出会ったマセ達

 

新婚旅行でイタリアに行ってきました。大学の卒業旅行で行って以来のヨーロッパ旅行です。卒業旅行の時は、友人と二人で、まずフランスに入り列車でフランス・スペイン・イタリア・スイス・ドイツと回り、ドイツで車を借りてドイツ〜デンマーク〜スウェーデン〜ドイツ〜オーストリア〜ドイツと3,000キロを走りました。

車はオペルベクトラ1.8 5速MT、全行程3週間の旅行でした。

 

今回の新婚旅行は、会社をそんなに長く休むわけにはいかないので、10日間のイタリアドライブ旅行でした。

ミラノに入り、ミラノに2泊した後車を借りて一路アオスタに向かいます。アオスタで一泊した次の日、グラン・サン・ベルナール峠を超えてスイスに入りスイスを東に横断してコモ湖に降りてくるという予定でしたが、グラン・サン・ベルナール峠は上の方までいくと凍結で通行止め、結局トンネルを通って国境を超えてスイスに入りました。

しかし、「グラン・サン・ベルナール峠がこんな感じだったら、スイスからコモ湖に向かう峠も通行止めだったら向こうはトンネルもないし・・・」と思い、大事をとってフランス・シャモニーでモンブランを(遠くから(^ ^;)見て、山岳リゾートとして有名なクールマユールを通過してイタリアに戻った後、コモ湖へ向かったのでした。

コモ湖で一泊したあと、一度コモ湖の湖畔を北上し、それから一気にフィレンツェまで南下して車を返却しました。今回のお供はルノーメガーヌセニック 5速MTでした。

この旅行中、2回だけ、マセラティを見ることができました。

 

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一台目のマセ 水色のビトルボ(初期型・赤兎馬号と同じ形)
形からして、インジェクション仕様ではなくウエバーのキャブ仕様でしょう。

グラン・サン・ベルナール峠を上のほうまで行ったものの、通行止めになっていて失意のうちに来た道を下っていたとき、下から良い排気音を響かせて上がってくる車がありました。遠めには平べったいようにみえましたが、近づいてくるにつれ、どこかでみたようなシルエットです。

「もしや、もしかしてあれは・・・」

そして擦れ違う時、

「やっぱりビトルボだあ〜!」

見覚えのあるグリルと輝けるトライデントが、あっというまに通りすぎていきました。
そのビトルボは「ぐおおおおおん」と実に素晴しいサウンドを響かせながらミラーの中で小さくなっていったのでした。

「うう、格好良すぎる。ToT」

「どうしてあんなに格好良いの〜!?」<ほとんど馬鹿(^ ^;;

しかも、その舞台が舞台、回りには牧歌的風景と美しい山々がつらなるグラン・サン・ベルナール峠。このできすぎたシチュエーションでの出会いに感謝し、やっぱマセだよなあと再確認したことはいうまでもありません。

過去のVCMの中で、MIEのフランシス・マンデラーノ氏の430のレポート(だったと思う)に「ビトルボはGTカーだ」という一節がありましたが、本当にそれを彷彿とさせるような出会いでした。

今、思うとなぜそのとき追いかけていって、ドライバー氏とお話ししなかったのか、我ながら後悔が残ります。あのビトルボも引き返してきたのでしょうか?

一瞬でどんなドライバーだったかも確認できませんでしたが、おそらく結構な身分の年配の方なのでは?という推測を勝手にしています。

 

二台目のマセ ビトルボ(初期型・赤兎馬号と同じ形)

二台目との遭遇はコモの街を出発してコモ湖の中心を通ってレッコという街にいたる湖畔の細い道を北上している時でした。

この道は中央線もないような結構細めの道で、ところどころ湖畔に集落があり美しいコモ湖を眺めながら走る情緒あふれる道で、私の好きなタイプの道でした。そしてその集落を構成する建物や石壁等の構造物が苔むしていたりして、これまた風情があるんです。

直線とコーナーがほどよくあって、ファントゥドライブなこの道沿いのある集落を通っていたとき、ふと通りすぎようとして、道路の脇の駐車場に見覚えのあるお尻をみつけました。そう、ビトルボです。

赤兎馬号と同じ小ぶりでシャープないいお尻をしています。しばらく車をとめて眺めて、その端正な後ろ姿の写真をとってその場を後にしました。グラン・サン・ベルナール峠を駆け上がっていく荒ぶるビトルボも良いですが、こういうリゾート地の駐車場にひっそりと停まっているのもなかなかおつなものですね(^ ^;;。

  

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10日間の旅行中、マセに出会えたのはこの2台だけでした。でも、行く前には「多分マセには出会えんやろうなあ」と思っていたし、的廬号の前のオーナーのM氏も「マセラティは本国では貴族が乗る車やから、なかなか見れんと思うでぇ」と言ってたので、とても感動しました。

ただ、残念なのはモデナにあるマセラティの工場を訪ねなかったこと。モデナのすぐそばを通ってフィレンツェまでいったのですが、レンタカーの返却時間が迫っていて寄らなかったのでした。今、思えば延滞料金を払ってでも寄っておくんだった・・・。次の機会にはぜひ寄りたいと思っています。

  

結局、ルノーメガーヌセニックとの旅は3日間合計約700キロで終わったのでした。と、後悔がたくさん残りましたが、やっぱりヨーロッパでの自動車旅行は楽しいです。

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9月 加速時エンジン不調でデスビローター交換

ある程度の低年式の輸入車(ってマスターはマセしか知りませんが…)に乗ってると、それまでしばらく何事もなく調子が良いのですが、一箇所が不調になって修理に出すとそこが直って戻ってきても、すぐ別の所が悪くなるという症状を繰り返す時期があるようです。

もっとも、あらかじめ悪そうな所を全て直しておく(予防)とこの限りではないようですが…。
 

 
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この年の的廬号もまさにこの状態でした。

赤兎馬号に乗っていたときはいもづる式に不具合が出て、一時期「ひょっとして整備工場が修理をするときに、次のビジネスにつなげるためにわざと壊してるんぢゃ…」と本気で疑心暗鬼になったこともありました(苦笑)。

結構こう思ってる人って多いようです。マスターの行なったリサーチによると、マスターの回りにも意外に何人もそう思ったことがある人がいました(マスターは被害妄想かと心配してただけにひと安心!)。


でも、やっぱり不具合発生→修理が、ずるずると繰り返されるのはきついものがあります。その車を気にいっていても、これでめげて手放してしまう人も多いのではないでしょうか。でも、ちゃんと見てくれるショップがあれば少しは救われるのでしょうね。

今思えば赤兎馬(ビトルボ)の時はこの繰り返しで結局、止まるまでの2年間の間で実際に乗ったのは1年なかったんぢゃないかと記憶してます。

実際動いててもサイドブレーキのワイヤーが切れてたり、インパネの電気がつかなかったりメーターが動かなかったりでした。それに較べると的廬号は優秀です。やっぱ、自分でほとんどの整備ができる人じゃないかぎりちょっと価格が高くても程度の良いものを選ぶのが肝要です(ただ、「程度の善し悪し」を判断するのって難しいのも確かですが)。

 
 
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今回は5月の燃料漏れ、7月のA/Cコンプレッサー交換に続いて、加速時にエンジンが息付きしてしまうというトラブルでした。

それまでは調子良く走っていたんですが、ある日停車状態から発進するときにエンジンにひっかかりがあることに気付きました。最初は大したことなかったのですが、だんだん症状が酷くなって最後にはボッボッボッボボボボという感じでえらくギクシャクしながらエンジンの回転が上がっていくようになりました。高回転ではどうということはないのですが、街中でよく使う範囲の回転数でこの症状がでます。

しばらくたつとアイドリング時も不整脈の様に息付をするようになりました。9月といえばまだ残暑厳しいおり、渋滞とかにはまるとエンジンはストールしそうになるし、ひやひやしながら乗ってました。乗始めて15分くらいと夜涼しい時は症状が出にくかったような記憶があります。

しばらくは自分でなんとかならないかといろいろみてみたのですが、所詮素人、さっぱり原因が分かりません。結局いっつもお世話になっているヨーロピアンバージョンに持ち込みました。とりあえず、サービスの人に同乗してもらって症状の説明をしたあと、的廬号は入院とあいなったのです。

1週間ほどたって「原因がわかって、部品を交換して完治しました」と連絡が入ったので、休みの日に受け取りにいきました。

原因は「デスビのローター接点の摩耗」で、これを交換することで治療は終わったようです。交換した、古いローターの接点は先端部分が熱で溶けたようになっていて少し擦りへってたんですが、「これくらいであんなに不調になるんだ」という感じでした。プラグも同時に交換されていました。

交換された古いローターは回収してきて、家に帰ってしげしげとながめました。とても簡単な構造で、「この部品があんな値段するのぉ〜」って感じです(^ ^;

でも、この小さな部品がないとエンジンに火が飛ばないんですよね。思わず「お勤めご苦労様」とつぶやいちゃいました。マスターは貧乏症なので、このような古い部品でも捨て切れないのですが、今回の修理の1年後に同じ症状が出た時に、現状のものと比較するのに役たちました。でも、たった1年で古いのとそんなに変わらないくらい接点の摩耗が進んでいたのは悲しかったです…。この話はまたた別項でのお楽しみにします(^ ^;
 

 
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修理後はあたりまえだけど、もとの調子が戻ったばかりかエンジンの吹けなんかもこころもち軽くなったような気がしました。こういう効果のはっきり体感できるものは良いです(^ ^;

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