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●発端

その話しを耳にしたのは、今から1年前に遡ります。それはヨーロピアンバージョンに新車のサンクがあるらしいという話しでした。ルノーサンク…もう販売されてないはずだが、なぜかそこに未登録の新車があるというのです。注)ルノーサンクは1993年に販売が終了している

その当時は特に車を買うつもりもなく、3ドアHBではちょっと使い勝手がなあ〜と思いながらいつのまにか私の頭の中からその話しは消えていました。

それからほぼ一年後。インテグラの車検を目前に控え、もうしばらくしたら子供もと考えはじめ、ロードスターとインテグラを下取りに出して別の車を買おうかと思い始めました。最初はまだいくらかで売れるロードスターを売って、インテを乗り続けようと計画してたのですが、嫁さんが納得しません。しかし、ロードスターだけになると、的廬号と2台ではどう考えても実用性皆無、お犬様ものせられません。そこで価格が折り合って(諸経費込みで手出し100万円台半ばまで)格好よい車(マスターも嫁さんも気に入るデザイン・性能)を探していました。1回くらい新車買ってみても良いかなあ〜なんて思ったりしてました。

いろいろと検討した結果、ホンダHR-VとマツダSワゴンが候補に上がりました。価格とデザインから私はHR-Vにしたいのですが、嫁さんはどうしてもSワゴンという。「この恰好良さが分からんと?」と喧嘩にもなりました(^ ^;;と、いっても別にマスターがSワゴン嫌いかというと好きなんですが、じっくり検討していくと何度考えても一番高いスポルト20に行き着くんですが、それだと完全に予算オーバーです。

ここで男なら強引に決めたいところですが、マスターには的廬号がいて家計を圧迫して嫁さんに迷惑をかけてるので、強く出れない所に何と言いますか男の悲哀がありました(^ ^;;

 試乗したHRV

話しは膠着状態に陥り、連日カタログを眺めてあーでもないこーでもないという生活にもそろそろ疲れを感じていました(本当に疲れた…)。やっぱ、「新車を買うのは向いてないのかねぇ、買い直すのやめようか」と嫁さんと話しながら、改めて車って考えれば考える程買えなくなるもんだ、ということを実感したりしました。

それに加えて、今回始めて知ったんですが、納車まで1ヶ月とか2ヶ月とかかかるのには正直驚きました。別に超人気車でもないんだけど…マスターは超人気車以外は注文したらすぐ工場か倉庫から届くと思ってたんです。そんな、何ヶ月もあったら途中で気が変わったりしたらどうするんでしょうね。リスクが大き過ぎます。

しかも色やミッションの形式など私の好みにあわせれば合わせるほど納期が長くなる。どのメーカーのディーラーでも、「マニュアルシフトの…」と言った途端「納期が…」とう言葉が即座に出てくる。どうも、マスターの好みの仕様は少数派に属するようですね。(結局サンクもATなのですが、MTと選べるなら迷わずそっちだったでしょう)

勿論、MTがある車種しか見てないんですが、MTの設定がない車種って結構多いですね。そのうちMT乗りたかったら国産だったらスポーツカー、あるいは輸入車にするしかなくなりそうです。でも輸入車も最近MT車が日本に入らないものが多いみたいです。

 

 

そんな時、実に一年ぶりに件のサンクの話しを耳にしました。「あのサンク、まだあったよ…」。とその話しを最初に教えてくれたパンダ乗りの会社の先輩と話していたときに再び話題になったのです。

「ワオ!(注:死語)」と思った私はすぐに会社からヨーロピアンバージョンに電話して、営業のIさんに話を聞いて、クワトロポルテを買ったFさんが会社帰りに試乗に行く時に一緒に行って見せてもらうことにしました。

実車をみると…。

本当に新車でした。外観はとってもコンパクトでちょこん!としています。サイズは最近の軽自動車の規格に毛のはえた程度。そんな小さなボディに1700ccのエンジン。小さな車体に大きなエンジンってマスターの好みです。中古車情報誌には実は誤植か勘違いで1400ccと掲載されてましたが…。となりに並んでいた4(キャトル)とサイズはほとんど変わりませんが、室内はキャトルよりも広いです。

そして、また魅力的な「おしり」をしています。サンクの「おしり」が好きというマニアが多いのもうなずける良いデザインです。ラゲッジルームも意外と広く十分に思いました。運転席に座ってみると…。モケット地のシートがふんわりと身体を受け止めてくれて、なんとも言えない心地よさがあるんです。インテリアも質素ですが良い感じです、シックっていう感じでしょうか。独特のダッシュボードのデザインも好感が持てました。フランス車のインテリアはプラスチッキーなのが特徴らしいですが、いかにも安っぽいプラスチックのインテリアながら、最近の車を見慣れた目には逆に新鮮です。

極め付けがステアリング。とにかくもろプラスチック〜というステアリングで、一目見て「買ったらすぐ本革巻きに換えよう」と思うようなシロモノですが、例のシートに座って握ってみると…、意外やその感触は掌に吸い付くがごとし。なぜただのプラスチックが…という疑問を抱かずにはいられません。この時点でもう心の中では買うことに決めてました(^ ^;;

その場で商談が始まりました。先輩のFさんも一緒でしたが、私もFさんの商談の時につきあったので許してくれるでしょう(笑)しかも、営業のYさんと一緒に奥さんの説得にも頑張ったし…。

勿論、当時の新車価格だったら買ってません(というか買えないですね)。新車価格よりもかなり下げたプライスタッグがついてたし、私が希望してた価格&下取り価格程度までなったので決心しました。しかし、会社帰りに車買って帰ったのは初めての経験でした(^ ^;;

実はその日、嫁さんには「とりあえず会社の帰りに見るだけ見てくるけん」という話しはしてましたが、家に帰って「買ってきた」と言うと、いやあ、怒られました(ToT)。「じぇったい気に入るけん、今度一緒に見に行こう」となんとかなだめるのが大変でした。ディーラーで撮ってきた写真を見せても「本物見らんと分からん…」とぶつぶつ言ってましたが、後日本物を見に行くと「かわいい〜」の一言で全てが解決しました。これで、いやと言われたらどうしよう、と結構どきどきでした。ふぅ〜。

 

●納車に向けて

さあ、いよいよ納車への準備です。いやあ、何が大変やったかってロードスターとインテグラの車検証の住所変更してなかったので、大変苦労しました。しかも、当時の住所から転出した時から丁度丸5年がたっており、役場にも記録が残ってるかどうかの瀬戸際の時期に重なっていて、これが来年のことだったら…と思うとぞっとします。皆さんも住所変更はちゃんとしておきましょう(普通やるって…)

後は、下取りに出す2台につけてたパーツを外して元に戻したり、最後の大掃除をしたりで納車の日が近付いてきました。しかし、後で考えたら試乗はおろか納車の時までエンジンかけてのチェックさえしてないんですよね。何も大きな不具合がなかったからよかった〜。

しかし、納車までのほぼ2週間の間はまだロードスターに乗り続けるわけで、後悔というか良心の呵責というか、さいなまれましたねえ。本当に良いのか?という自問自答の日々が続きました。そう思いながら家の前に停めたロドスタを見ると、本当に良い形してるんですよね。しかし、もう後には引き下がれません。そうやって納車の日は刻々と近付き、サンクがある生活が始まるのでした。

でも、今になって考えたら、3ドアハッチバックまで視野に入れてたらもっといろんな車があったことに気付きました…。まあ、これもサンクの魅力にやられてしまったから(アバルトなんかは良くサソリの毒に云々と言いますが…)ということで仕方のないことでしょう(^ ^;;

さて、これからこのサイトでサンク(我が家での愛称は「ルノーさん」)との生活を紹介していきます。お楽しみに!


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